株式会社ワールドストアパートナーズ(WORLD STORE PARTNERS)

TK

5年間保管されていた、
着れなくなった服と、色あせたレシート。

tk.TAKEO KIKUCHI 店長 三枝 憲正 2007年入社

弟のような、大切なお客様。

はじめて会った日を、昨日のことのように覚えているお客様がいます。当時、中学3年生だった彼は、お母様といっしょに来店されました。「はじめて服を買うから、見繕ってほしい」。そうお母様は言われました。おすすめした服を気に入っていただけ、笑顔で帰られてから5年。3ヵ月に1回ほど、定期的に来店していただいていました。共通の趣味であるサッカーの話や学校のことなど。服を買われなくても、いつもたわいない話で盛りあがっていました。

半年前のことです。私が異動になる最後の日。大学生になった彼は、来てくれました。5年前、最初に買っていただいた、そのときの洋服とレシートを持って。「いまのおしゃれな自分があるのは、三枝さんのおかげです」。そう言ってくれたんです。感動しました。今となってはサイズもあわないのに、何年もレシートといっしょに残してくれていたんですから。「ずっとお兄ちゃんみたいに思っていました」。僕の原点となった、弟のような大切なお客様です。

中学生に教えられた、ファッションの大切なこと。

わたし自身のファッションとの出会いも、中学生でした。古着にハマり、大阪・アメリカ村の路地も、庭みたいに思えるほど通い詰める毎日。お金をかけず、どれだけ工夫するか。父だけでなく、母の昔の服をあさってアレンジしたり。おしゃれだとか、かっこいいという言葉で、テンションが上がる。みんなが自分に注目することが、快感でした。着るだけで、楽しくなれる。それがファッションだと思っています。その想いは、昔もいまも変わりません。

でも昔は自分が楽しい、その興味しかありませんでした。自己中心的な性格だったので(笑)。服という「モノ」に夢中になっていたのだと思います。「ファッションって、自分が楽しいだけなのに、相手も楽しませられるんだ」「人に楽しんでもらうことが、こんなに楽しいんだ」興味の対象が、モノから人へ移った、と言いますか。接客において、人との関わりにおいて、また人生において、その中学生のお客様が教えてくれた、ファッションの大切なことです。その気持ちを胸に、今日もお店に立ちます。

あなたにとって、ファッションとは?

着るだけで、楽しくしてくれる存在。

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